蔦屋吉蔵 卯月初時烏 NDLより引用
絵画の展示からオブジェの展示までをアーカイブ化
アーカイブによる展示方法の進化を通じて
- アーティストの方には、芸術的視点を!
- ビジネス関係の方には、世の中にはないオリジナルのプロダクツやサービスを創造する視点を!
油絵なら、ネット環境にいない人でも、誰でも、絵が保管されている美術館などに、アプローチさえできれば、その絵画と作家名を容易に探し出すことができます。
さらに、美術館には展示されていなくとも、そのアートの展示品を見ることで、芸術的視点やビジネス的アイデアが創発される機会をつくるという意味で、絵画やアートの展示会の存在意義を高く評価することが可能です。
ビデオ・アートと絵画とをアーカイブ化
ミシガン出身のアーティストが、ビデオと静止画、絵画と写真の境界線を曖昧にして融合させるアートを生み出しているアーティストが出現しました。
ビデオ・アートのカテゴリーにあらたなジャンルを設定したともいえます。
問題は、このビデオアートの形態は、油絵のようにオフライン上にキャンバスでアーカイブされなかったということです。ビデオで記録された作品の場合、作家はそのビデオを閲覧できる環境にいる人にしか、その人の名前を容易に探し出すことができませんでした。
ところが、単体でビデオ・アートとなりうる動画の映像をキャンバスの中に埋め込むアーティストが出てきました。
二次元の静止画の絵画の中で、どこまでが絵画で、どこまでが、動画か?その境界が曖昧な状態で、抽象画をキャンバス描いたのは、最先端のモダン・アートかもしれないです。
それは、キャンバスというよりは、オブジェ=意味不明な物体なのです。
あえていえば、静止画の中に、動画を組み込むことで、絵2次元の中に日常空間3次元を創設したもので、抽象画の中ににバーチャルリアリティーのような、情報空間を創設したものともいえます。
ビジネスマンの方は、この絵画を観ることで、境界を曖昧にするというメタファーから、無人店舗の中に、テレワークによる販売員との双方向の会話ができるデバイスをカート付近に置くなど、のビジネスアイデアを創発することが可能になります。
このビジネスアイデアは、無人店舗と友人店舗との境界を曖昧にしたあたらしいビジネスアイデアといえます。
デジタルとアナログの境界を曖昧にし、図書館から絵画を展示
デジタルとアナログの境界を崩すところに新たな価値=展示用空間をもたない図書館が、展示会を可能にする!
美術館には展示されない国立国会図書館の美術資料が、電子コンテンツとなって展示されています。
電子テクノロジーの発達は、画像のきめ細かさを、実物と同じレベルで電子的に再現することを可能にしました。
歌川広重の版画はヒロシゲブルーと呼ばれ欧米や諸外国でも大人気で印象派の画家やゴッホにも強い影響を与えていま。北斎と並ぶ日本が生んだ国際的なスーパースターなのです。
その歌川広重の秘蔵の短冊画である花鳥画などは、諸外国のアーティストにも興味深々です。
個人のキャンバスの画像をネット上で展示・販売するプラットホーム
さらに、このようなことを可能にしたアート展示会がネット上でも展示・販売することができるようになりました。
ネットにアクセスできる環境さえあれば、誰でも、アートそのものの存在と作者に出えうことができます。
作者は、絵画のキャンバスに描かれた実物をアーカイブ化して、画像にしたものをネットに展示できます。
手続としては、無料登録後、あなたの絵画をカメラで撮影した画像をサイト上にアップロード! その画像を一般のユーザーさんが見て、購入したいということであれば、額に入ったあなたの絵を直販で販売できます。
ネット上の作者のアートを見て、気に入られた来場者は、無料登録後、画像ではなく実物のアートを作者から購入できます。